アメ車に限らず、自分で愛車の整備を少しでもやってみようとすると直面するのが工具が足りないという問題。これまで整備なんて興味もなかったという家庭であれば、車の整備に使えるまともな工具は無いかもしれません。日曜大工など工作系が趣味だと色々な工具があるかもしれませんが、やはり自動車用工具とは別の種類ですので、これから少しずつ買い足していくことになります。
私が購入するのは実店舗だとアストロプロダクツや地元の工具屋さん、ホームセンターなどですが、ネットを積極的に利用すればかなりレアな工具や好きなメーカー品も探せるのでやはりネット通販をよく利用します。Bildy、原工具、アマゾン、楽天、Yahoo!などなど、他にも新しいショップがどんどん出店しているので常にチェックが必要です。それぞれ得手不得手や取り扱うメーカーも違ったりもします。
工具は値段相応のものが多いので、予算や使用頻度に応じて選ぶことが大事です。有名メーカーとしては米国超有名工具メーカー スナップオンやマックツール、入手しやすく価格も品質も無難なKTCやコーケン、TONEそして上手く使えばそこそこの激安ホームセンター独自ブランド(中華製)まで色々です。
何も無いところからであれば、自動車専用工具よりは家庭でも使う頻度のあるものから用意するのがいいと思います。価格的には少し良いものを購入した方が品質が安定していていいと思います。私は大体KTCが多いですがドライバーはbeta、ニッパーはフジ矢、コンビネーションレンチはスタビレーがいいなと思っています。
作業灯
カッターナイフ
ドライバー
プライヤー
ニッパー
ラチェット
ソケット
コンビネーションレンチ(スパナ、メガネレンチ)
まずはこのぐらいあれば愛車の整備と家庭での修理でも活躍してくれるでしょう。
ドライバーには+とーがあるのは知っていると思いますが、サイズも種類があります。一般的には2番が使われているのでこれがあれば当面大丈夫ですが、いづれ1番3番も必要になるかもしれません。
マイナスドライバーはマイナスネジへの出番は少ないですが、何かをこじ開けたり差し込んだりと本来の使い方ではないけどよく使う工具になります。なので廉価なもので十分です。
ラチェットやレンチなどはセットでも購入できます。価格に相当の開きがあり。セットで2000円のものからラチェット本体だけで数万円なんてのもあります。ヘッドが可動か固定タイプ、ハンドルの長さなどこれら工具の種類は数限り無いので、工具販売店も売れ筋のものしか店には置くことはできません。エンジンルームの奥の方のボルトならエクステンションを使う必要もありますし、ホイールのナットを外すにはハンドルの長いものの方が楽に作業が行えます。
必要になった時に、これから先も使用頻度のあるものから購入するという方針でいきましょう。工具はメーカー統一して揃えることより、それぞれの特徴があるので自分の手に馴染む頑丈で使いやすいものを選びたいですね。
ラチェットレンチの美しいメッキに包まれたカーブに見惚れてニンマリとするようになったらかなり変人の域に入ってしまったと思った方がいいですよ。😌
次回は専用工具を少し掘り下げてみたいと思います。
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