新しい車両法のニュースが報じられています。(2021.4.19)
バックカメラの搭載が義務付けられることが決定されるようです。
道路運送車両法に基づく保安基準を2021年6月に改正して早ければ、新型車では2022年5月から、現行車でも2024年5月から製造される車には、バックカメラ搭載が必要となる。
理由はもちろん後退事故の回避支援です。
具体的には後退時の後方視界をモニターに映し出すバックカメラ、もしくは超音波センサーによる障害物検知装置の搭載が義務化されるということです。
後退時の事故は75歳以上、65歳以上、29歳以下で多いとのことですが、データによれば後退時の事故を20%ほど低下させる効果が認められることから国際基準として提案・採用されるとのこと。
もちろん既に販売されているような車両には法的には関係ないですが、自分の車の後方視界と運転の癖をよく振り返って自主的搭載を考えたいですね。
特にアメ車のSUVタイプやクロスカントリー四駆、フルサイズバンなどは後方視界はとても悪いですから、是非とも搭載した方がいいですね。
僕の車にはドライブレコーダーを兼ねた後方カメラを設置しています。
なので、シフトをリバースに入れると液晶画面に後方状況の表示がされます。しかし、シフトをD→Rに入れてから画面が切り替わって後方の視界が映し出されるまでに少し時間がかかるのです。量販店の駐車の際などは後続車がいるとRへのチェンジと実際に後方へ動き出す動きは素早く、カメラの切り替えが追いつきません。機器の性能もありますし、仕様で瞬時には切り替わらないようにしてあるという話もあるのですが、これを機に何か変化があるかもしれませんね。
シフト位置関係なく、常時後方映像を専用液晶に映し出しておくという手段もありますが、消費電力と機器の発熱・疲労が問題になるようです。
いづれにせよ自動車メーカーは搭載義務ができるので機器メーカーへクオリティの高いものを要求するでしょう。そして社外機器メーカーもそれに合わせてより高い水準のものを販売してくるはずです。新しい製品がどんどん発売されるはずですからチェックを怠らず、このブログでも紹介していきたいと思います。
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