バンライフというのはあくまで今の大量消費文化に背を向けて極力、省資源・小購買・低消費・効率の良い労働が基本の質実剛健生活をすることが目的であるはず。バンで暮らすだけなら庭のプレハブ部屋と同じになってしまう。ならば、必然的にDIY精神を大いに発揮して、アメ車の修理・メンテナンスも自分でやりましょうということになりますわな。
で
必要になるのが、修理用の部品です。車屋さんはかなり安めに純正部品を入手できるのかもしれない。シランケド。工賃との兼ね合いで価格は変動していると思われますが。
一般人の我々は少しの努力が必要。ほんの少し。でもネット環境が有ればそれで解決。
乗っているアメ車のディーラーがまだ国内にあるなら、そこで正規純正部品を注文して入手できます。でそれがないから困る。
しかしながら工夫するとどんな車だって、そうアメ車ブランド:シボレー、クライスラー、フォードなどの人気スポーツカー(カマロ、コルベット、チャージャー)、ピックアップトラック(F150,C/K1500)、貨物バン(ラムバン、エコノライン、クラブワゴン、アストロ)、高級SUV(エクスプローラー、キャデラック、JEEP)の新型・新車、旧車、クラシック(ビンテージ)など車種ごとに分類されたパーツを探すことができるのです。
こんな流れになるかと思います。大都市とその周辺で有れば選択肢はこの全てから選べますが、地方ではそうはいきません。近くに相談できるショップがあればいいのですが、なかなか上手くいかないところです。ディーラーなし。解体屋は輸入車皆無となり、そうなるとネットが主戦場となります。
ところが、いい時代になりました!ネットで注文すれば宅配ボックスに勝手に入れておいてくれるのですよ。最高!中古部品を探してあちこちウロウロする必要なんてない。時間の無駄です。ポチッとすればいいのです。
私がこれまで修理の部品を入手してきた方法を紹介します。
国内サイトは探せば色々ありますし、メーカー車種などによって得手不得手があるので自分で探してみてください。悪くないです。対応も丁寧でしっかりしているし不愉快な思いをしたこともありません。しかし、如何せん価格が高い。パーツごときにそんなに乗せるかと思うことしばしば。
実は私は時間に余裕が有れば(趣味なので時間がないというのは基本的にないけど)国内の販売店からはほとんど購入しません。ほぼアメリカから輸入します。輸入といっても国内で物を買うのと全く変わりません。
その中でも超すごいのが、米国アマゾンです。日本のアカウントは通用しないので米国アマゾンのアカウントを作る必要がありますが、何も恐れることはありません。全く日本での買い物と同じです。すごいことですよ!これは。この垣根のないグローバル具合がむしろ恐ろしくもあるぐらいです。
米国アマゾン(Amazon.com)は純正部品はあまり出品されていません。その代わり社外品は豊富に出品されています。それと後付けパーツなども日本では手に入らないものが多いので、見ているだけで楽しい。
極めて重要な部品や何度も分解したくない深部のパーツなどは純正品が最良の選択です。でもとりあえず直ったらいいやと思えるような部品は米国アマゾンは役に立ちます。応急的に修理をしておいて、後で純正品に替えて、交換したものは予備として保管しておくのも一案です。
更にすごいのが送料です。どこか外国から空輸されてくるのに、輸送費が宅急便の国内送料より安かったりします。全くどんな仕組みになっているのでしょうか!この点はいずれ変更されてしまうかもしれないので、お得なうちにどんどん使っておきたいと思います。
たまに完全に嫌がらせだろうというような壊れたものが入っていることもあります。クレーム入れたら、送り返せと言われたけど、そのままにしておいたら新しい商品が送られてきました。代金はそのままで。こんなこともあるので高額な商品は十分検討してから購入しましょう。
米国アマゾンの次によく使うのが、e-bayの日本向け版セカイモンです。日本語で普通にやり取りします。
これは世界的オークションサイトe-bayの商品を代理で購入してくれるサイトです。ここも私はよく使います。
製造中止となったラムバンの場合、もう新品の部品は入手できないものも多くあります。このセカイモン(e-bay)には新品もあるのですが、解体業者が中古部品も出品しています。特にプラスティックの内装パーツなどに威力を発揮。国内なら解体屋で探すようなものが見つかります。本国なので流通量が多く、出品されている中古部品も品質がいいです。出品価格、手数料や輸送費を入れても日本の業者から買うより断然安いことが多いです。ここもまた自動車部品だけでなく、その他楽しいものがたくさん。あれこれ欲しくなってしまいます。セカイモンでは今までトラブルは皆無です。商品状態もすこぶる良く、いつも気持ちよく買い物できます。
代理業者のセカイモンが間に入っていることで少しだけ割高になりますが、安心感が大きいです。現地で商品状態を確認してからの輸送開始なので、トラブルは少ないと思います。時間は少し掛かるけどこの点からも個人向きと思います。オススメです。
この米国アマゾンとセカイモンを駆使するだけでも、探し回る時間とお金を節約しながらアメ車の部品を調達できます。自分で交換すれば、出費が最も抑えられます。持ち込み部品を受け入れてくれるショップなら取付依頼するのもいいですね。大概はOKしてくれますよ。
次回の記事では他の新品部品販売サイトも紹介するとしましょう。
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