ラムバン

それでもちょい古アメ車に乗る訳

ラムバン

2023'上海モーターショーではEVばかりだそうです。


大変な時代になってきました。ガソリンタンクに穴が空いているのじゃないかと思ってしまうほど燃料をがぶ飲みしてくれるダッジラムバンなんて転がしていたら逮捕される時代はもうすぐそこです。😆

結局のところ、中国は高性能のガソリンエンジンの開発ができない為にEVという新しい分野でトップを取ろうという戦略が上手くいっているというニュース記事を読みました。しかしながら、欧州はEV一辺倒の方針を既に撤回、軌道修正を始めました。加えて何事も強行体質の中国共産党独裁体制の存続が危ぶまれているためこの先の自動車産業の勢力図は素人には全く見通せない感じです。

日本のトヨタが頑なにガソリン車を死守しているのは今後どのような結果を産むのでしょうか。トヨタにしてもマツダにしてもすごい低燃費のガソリン内燃機関技術を発展させてきたのだからこれはこれで守り続けるべきと思いますけど。

同じ日、トヨタが過去最高生産台数及び最高販売数を記録したことも公表されました。これは一体何を意味するのでしょうか?

そんな時代の中 我々ちょい古アメ車乗りは巨大タンカーの如く大波の中、悠々と進み続けようではないかと思う。


実際全くもって、悠々とした気分で走れる最高の相棒である。私は制限速度+α 程度しかスピードを出さないが、それがかえってこの悠々堂々感を盛り上げてくれるのである。前走車輌には必要以上に近づかない(大きいので威圧感を与えないように)が後方の車も流石にでかいアメ車に後から車間距離を詰めてくる輩も少ないので実に気持ちよくみんなが走れる。追い越し車線のない一般道では遅い車に合わせるしかないのだから、諦めてゆっくり走るしかないではありませぬか。

ラムバン


強力なトルク感と心地よいV8サウンドに包まれながら走る爽快な気分。この気持ち良さは未だ人には上手く説明出来ないままである。なのでただの道楽者と言われてしまうわけですが、そこはちょっと違うなと思うのですが説明出来ないのだから仕方ない。我々だけで共有しよう。


塗装もヤレた20年前のラムバンですが、隣に最新のランクルがいても、ポルシェが前を走っていても自分的には遜色無いなと自負しております。スペック上の優位な点は唯のひとつも有りません。安全性も快適性もラグジュアリー感も全て劣っているでしょう。それでもそんなおおらかな気分にさせてくれるちょい古アメ車乗りであることはある種の誇りみたいなものがあります。

乗るなら今しかありませんよ。