愛車で行くアウトドア・アクティビティ:愛車でドライブだけも楽しいが、遊びを加えると楽しさ倍増!

手ぶらで行ける体験型アクティビティ

 道具などを自分で用意する必要もなし!ただフィールドへ行けばいい。お手軽で自分に合ったアクティビティを探すにはもってこいの体験型アクティビティ。気に入ったらどんどん深みにハマるがよし。インスタ映えを狙うもよし。

グランピング

 グランピング(Glamping)は日本ではまだ新しいキャンプスタイルです。Glamorous+Campingの造語で、直訳的には”魅力的なキャンプ”を意味しています。グランピングは食料を含めキャンプ道具を全く持参する必要のない気軽でゴージャスなキャンプなのです。2005年頃、イギリスで広がり始めたようですが、古くは16世紀の貴族がハイランド地方の自領で豪華なキャンプをしていたのが本当の始まりとみられています。

 グランピングの施設は、テントをはじめ、キャンピングトレーラー、コテージなどの宿泊施設のタイプがあります。運営者がそれぞれの特徴を出しているので、似たり寄ったりということがなくどこへ行っても楽しめます。

 女性グループやカップル向けの雰囲気ですね。間違ってもおっさんグループはやめておきましょう!(笑)

・テントタイプ

 テントと言っても大型でしっかりした快適空間です。円錐型テントが多いので天井が高く、中で屈む必要はありません。大きなベッド、ソファー、雰囲気の良い照明など豪奢なセッティングに心奪われること間違いないです。

・キャンピングトレーラータイプ

 自走はできないキャンピングトレーラーを固定設置したものです。気密性が高く、住宅と変わりない快適性です。固定ですので、エアコンや室内トイレが設置されていると思います。

・コテージタイプ

 小さな家に宿泊すると考えれば、初めての野外宿泊のグランピングも気軽に行けますね。外に散策に出かけたり、BBQを楽しんだり、ホテル泊よりアクティブに行動できますよ。

ラフティング

 急流をゴムボートで下ります。ボートの操作はインストラクターがやってくれますので、指示通りオールで漕ぎまくればいいです。岸から見た時はそれほどでもないかなと思いますが、急流の波間に入ると周りが見えなくなるぐらいの深さと激しさです。全身濡れると思いますが、やり切った感と爽快感抜群の大人気アクティビティです。

SUP

 Stand Up Paddleboard ビート板の大きなものに乗ってパドルで漕ぎます。主に川や湖ですが、静かな海でもできます。サーフボードより大きく安定性が高いので、初めてでもすぐにボードに立ち上がることができます。必ずPFDという救命胴衣を装着するので、落ちても溺れることはありませんし、這い上がることもできます。SUPヨガという新しい流れも生まれてきていますね。

カヌー・カヤック

 カヌーとカヤックは正式には別のものです。詳細は見てみるのが一番ですので、省きますが、湖水でゆっくり楽しむならカヌーです。家族で乗ってぐるりと湖を周ったり、弁当を持参してツーリングもできます。これに対してカヤックはよりスポーツ的な要素が強くなります。ゆっくり遊ぶこともできますが、流れの強い川でテクニックを磨くことが楽しいウォータースポーツになります。どちらもインストラクターの手ほどきでパドルの使い方、重心の掛け方などをレクチャーして貰えばすぐに漕ぎ出すことができます。

どっぷりハマって持参型アクティビティ

 道具など自分で購入して、週末に愛車に積み込んで朝も早くからGO!
 私がアメ車の貨物バンに乗っている理由の半分はこれです。大きな荷物も気にせずサッと積める。中で着替えもできる。もちろん大の字になって昼寝も、、。

キャンプ

 誰にレクチャーを受ける必要もないですね!好きなようにやってください。マナーは守ってくださいね。ソロキャン、ゆるキャンが流行りました。オートキャンプ場も盛況です。川の近くでキャンプすることもあるかもしれませんが、わずか10、20分の間に水位が1m上がることもあります。常に上流域の天気情報に注意しなければなりません。最小限の荷物でカッコいいキャンピングを実践してほしいです。

トレッキング・ハイキング

 山頂制覇を目指す登山に対し、軽登山や山の中を行く山歩きをトレッキングとしているようですが明確な区別があるわけではないようです。ハイキングは更に軽装軽快な散歩的なものです。登山はハードなスポーツと考え、始めるならば、しっかりした装備とガイドに相談するなど準備をきちんとしたいですね。トレッキングは一番おすすめの山遊びです。日本はどこも山ですから、行き先に困らない。野営なしのワンデイ・トレッキングが疲れを残さなくてオススメです。今はウェアもすごくデザインが良いので女性もカッコよく決まっている人が多いですね。シューズは良い物を選びたいですね。車でビューっと行って、ぽくぽく歩いてまた車で温泉寄り道しながら帰るっていいじゃないですかー。

カヤック

 カヌーは長さ4mは超えるので、車で運ぶにはかなり厳しい。でもカヤックなら大きさが選べるので、ルーフキャリアか車内に収まるものもあります。地道に続けると明らかに技術が上がってきます。そして、ツーリングという楽しみもあります。陸からは想像していなかった風景に感動すること間違いなしです。始める為にまずは近くにカヌーショップがないか調べてみてはどうでしょうか。また各地域のカヌー協会などに問い合わせてみても良い情報が得られるでしょう。

スキー・スノーボード

 ゲレンデを見る限りウィンタースポーツの王様はどうやらスキーからスノーボードに移ったような感じですが、あなたはどっち派でしょうか。私、おじさんはもちろんスキーです。バブルの時代のスキー人口はそれはすごかった。ウェアはスノボの方がカッコいいけど、ゲレンデ座り込みのスノボはいまいち様にならない。やっぱりスキーが好きだな。

マウンテンバイク

 マウンテンバイク(MTB)に限らず、自転車がきてますねー。車に積んで行くとなると、ルーフキャリアや背面ラック、車内に納めるなどちょっと大変ですが、気持ちのいい場所で漕ぎたいですものね。
私、大注目なのがe-bikeです。電動アシスト自転車ですね。注意したいのは外国製のフル電動自転車を購入してしまうと日本の公道では走行が禁じられていますので、ネット販売品は気をつけましょう。

シュノーケリング

 綺麗な海の比較的水深の浅いところを泳ぐシュノーケリング。装備も簡単でお金もかからないのでいいですよ。私、スキューバダイビングはちょっと怖い。サメがいるし、、。(日本はいないの!?)シュノーケリングは管からブハッと水を吹き出すことさえできれば自由に楽しめます。美しい海を求めて車を飛ばして遠くに行くのもいいですね。海よりも透明度が高く美しい川というのも存在します。もちろんシュノーケリング楽しめます。


 休日私はひとりで川に出かけて、カヤックの練習をして、夕方に自宅に戻ります。その間、誰とも会わないのです。あるいは山にMTBを持って行って林道を走ってくることもあります。なかなか良い運動になります。仲間と一緒にやれば楽しさ倍増ですが、こんな時間もいいかなとも思います。
 コロナ禍ですが、ちょっと工夫すれば近くで息抜きが出来ます。どうでしょうか。アイテムを愛車にドドっと積み込んで、フィールドに出かけてみては。

原作ジョン・クラカワー