古いアメリカンフルサイズバン

ハイエースではなくアメ車フルサイズバンを選ぶ理由:魅力というのはハイテクな快適性や高度なギミックには関係ないのだぁ

古いアメリカンフルサイズバン

ハイエーススーパーロングとラムバン ミディーはほぼ同じ大きさ・・・でも味が違う!

 大きめのバンを買おうと決めて車種について悩んでいるところでこのページに迷い込んでしまいましたか。今日のお題はハイエースにするかアメ車フルサイズバン にするかです。自分の為に自分の愛車として選ぶことを第一とします。ということでファミリー向けミニバンというやつはまず意識的に外します。
 安心感もあってまず考えるのはトヨタのハイエースですかね。そしてアメ車のバン、さらにはワーゲンやベンツなど欧州のトランスポーターなども検討されているかもしれません。輸入車ではまず並行輸入でしかこれらのバンの輸入ルートはないので、新型に近いものであれば現地価格から考えても相当に高額な車になってしまいます。現実的な価格から考えて大体ハイエースやキャラバンとアメ車バンの比較になってくるのではないでしょうか。さて何を決め手にして車種選びをしますか?

 タイトルにもしましたが、ハイエーススーパーロングとダッジラムバンはほぼ同じ大きさです。横幅はラムバンが少し広く、高さはハイエースがやや高いといった感じです。なので車内空間は同じと思っていいでしょう。他にフォードのE-150、シボレーエクスプレス(GMCサバナ)などなどアメ車では選択肢は多いですが、大きなV8エンジンが半分車内に食い込んだ位置にあるので運転席助手席ともに若干窮屈ではあります。
 アメ車商用バンは積載量によって150、250、350などの数字がついています。これによって足回りの部品が頑丈になり荷室が伸びて全長が5〜6m程まで変わってきます。6mのバンになると普段使いは困難な場面も多かろうと思います。なので150、250のショートからミディアムサイズの4.9ー5.3mぐらいまでが使いやすいサイズになるでしょう。横幅は2m程度で同じです。国産車と輸入車でのサイズ的な勝負は互角です。

ハイエースはどうよ

 ハイエースは車としては悪くない選択です。車としての魅力があるかと聞かれればどうでしょうか。私は建築現場にもよく出入りしますので多くのハイエースを目にしますが、完全に現場のクルマという認識になってしまっているので、初めからハイエースやキャラバンは選択肢にありませんでした。


 愛着を持っていつまでも乗り続けたい。と思える車を選ぶことが大事だと思います。特別な一台です。どんなに落ち込んだ気分の時でも、笑顔にしてくれる5歳の頃の娘のような存在になるのです。

国産車とアメ車の勝負

 扱いやすさは当然、右ハンドルの日本車です。左ハンドル車はウィンカーとワイパーが逆の配置だし、バックする時も左手が主になるので右利きの人に不利かなとも思います。右折時の前方の視認性もよろしくありません。でもこれらの問題は慣れと技術の進歩”サイドカメラ/バックカメラ”がカバーしてくれます。よって扱いやすさも互角でいいでしょう。

 燃費はどうでしょうか?スルーしましょう。( ̄▽ ̄)
といっても極悪ではありません。最低でもレギュラーガソリンでリッター5kmは走ります。5ー8km程度でしょう。燃費はハイエースの勝ちかもしれません。でも辛勝です。

 社外パーツの入手は完全に日本車の勝ちです。アメ車の場合、場合にとっては自作です!!これをも楽しむしかありません。ただ探す手もあります。これはまた別記事で取り上げたいと思います。

 気持ちの部分に踏み込んでみましょう。所有する悦び、運転する楽しさ、アメ車同士の連帯感。ここでしか勝負できません!ここに真の価値があると思います。愛車とすることの意味です。所有する喜びはポルシェの方が上かもしれません。運転する楽しさはマクラーレンの方がいいに決まっている。でも庶民ですから身の丈で遊びたいと思います。

デカさこそ正義!アメ車の魅力

 バンに限りませんが、日本車とアメ車のちょっとした違いを挙げてみました。何を決め手に選びましょうか?私はアメ車の最大の魅力はその大きさだと思っています。デカさこそが正義です。巨大な車体+トルクフルな大排気量エンジン、これに尽きるなと思います。本来なら不便や不利な条件になり得るところですが、それをも乗り越えるだけの魅力があります。そしてそれは実際に乗ってみないと理解できないのです。

【中古車のガリバー】在庫検索